Web集客・施策

2020年Googleコアアップデートから1ヶ月後の状況レポート

2020年の最初のGoogleコアアップデート(2020年1月14日)からはや1ヶ月経ちました。
コアアップデート直後はWeb上でさまざまな影響が騒がれていましたが、1ヶ月経った今だから本当の影響を語れるのではないかと思い、今回の記事を書かせて頂きました。

コアアップデートから1週間の結果については、下記を参考にしてみて下さい。
※Googleのコアアップデートの説明も書かせて頂いております。アップデートが何?という方もぜひ見てみて下さい。

コアアップデートから1週間のレポート

状況を確認してみると1週間後では見られなかった結果も出てきましたので、参考にして頂きたいです。

この記事はこんな人におすすめ

Googleコアアップデートから1ヶ月。ブログの影響など変化状況を知りたい。

アップデートから1ヶ月の運営サイトの影響

それでは、早速コアアップデートから1ヶ月後のサイト状況については報告させて頂きます。
今回は結果を解りやすくするために、2019年12月1日~2020年2月14日までの2ヶ月ちょっとを週次の結果で見ていきたいと思います。

しばらく放置しているQ&Aサイト

サイトの特徴としては、

・サイト自体の権威性はある(E-A-T)
・更新頻度はほぼ無し
・昨年のコアアップデートの影響を受けた
・スマホサイトがない
・記事の質の見直しをしていない

しばらく放置しているQ&Aサイト

明らかに2020年最初のGoogleコアアップデートの影響で上がっているのがわかるかと思います。
Q&Aサイトはオウンドメディアでありますが、ユーザーが作成していくアーンドメディアの側面が強いため、なかなかSEO施策を入れるのが難しいのです。そしてそれはこのサイトについても例外ではないです。アップデートの対策といったら、内部対策を少し入れるくらいしかできないのが現状です。
そのような状況の中でも、アクセスが上がっているというのは【E-A-T】の観点で専門家が回答しているQ&Aが多いからだと思います

※E-A-Tとは
Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとった略語で、コンテンツの質に関わる部分で、SEO上位表示特にBIGキーワードの中では重要な要素の一つになります。
専門家の監修記事が増えてきているのはこの影響になります。私個人としては監修に疑問視していますが(笑)。ブロガーの体験談の方がよっぽど信頼がおける気がしています。

YMYLの範囲に入る家庭環境系メディアサイト

サイトの特徴としては。

・更新頻度は3ヶ月に1回
・昨年にサイトのリニューアルをしてサイト全体を整えた
・レスポンシブデザイン

YMYLの範囲に入る家庭環境系メディアサイト

こちらのサイトもアップデートの影響で明らかに上がっています。
このサイトに関しては、前回のアップデート以降ガッツリと対策をしました。具体的な対策としては下記に詳しく書かせて頂いておりますが、低品質コンテンツの削除、サイト構造の見直し(カテゴリーの見直し)、デザインの見直しです。
サイト全体のコンテンツを全てチェックし、狙うキーワードで戦えるページだけを残しました。
全体のページ数としては1/3くらいに減ってしまいましたが、アクセス数は伸びたのでこの対策自体は成功だったと確信しています。
ページは多ければキーワードにひっかかる可能性は広がりますが、全体設計が正しくできていない中で増やしていたのでは、ユーザビリティは悪くなるし、Googleのクローラビリティも悪くなり良いことはありません。

サイト全体が整っているので、こちらのブログはこれを機会にコンテンツを追加していきたいと思います。

Googleアップデートに統一感が出ている

私的には、Googleのアップデートはだんだん統一感が出てきている気がしています。
前まではアップデートのたびに『じゃあ、どーすればいいんだよ!!』ってなってたんですけど、最近のアップデートは小手先の施策は全部排除している感じがします。

ちなみに前回のGoogleコアアップデートから行ったこととしては

  • 低品質コンテンツの非表示または削除
  • キーワードのカニバリコンテンツの統合
  • サイト構造の見直し

これらを丁寧に行ったことで、SEO効果の改善が見られたと感じています。
一つ一つ詳しく説明させて頂きます。

低品質コンテンツの非表示または削除

誤解を恐れずお伝えすると、1000文字以下の記事は非表示にしています。
キーワードを網羅するために作成したコンテンツ追加は確実に悪影響です。
よくよく考えれば一つの話題をお伝えするのに、1000文字で伝えられることはできませんよね。。。実際に、このブログでも記事を書く時は自然と3000文字は超えています。記事によっては7000字近いです。

ユーザーファーストな記事を書くには、しっかりと準備をしてユーザーのためを思って記事を書いていきましょう。

キーワードのカニバリコンテンツの統合

『キーワードを調査して、キーワードを元に記事を更新する』この方針は間違っておりません。
しかし、各キーワードで記事を書いていくとキーワードのカニバリ、しいては『重複コンテンツ』を作成することになります。
例えば
「肩こり 直し方」
「肩こり 改善方法」
こちらを別々の記事で書いたとします。内容に違いが生じそうでしょうか?
おそらくほぼ同じ記事になると思います。このような記事は統合して一つの記事にしていきましょう。

サイト構造の見直し

サイトをどのような形で作るか再度考え直しましょう。
特に雑記ブログを運営している場合は、サイト構造を見直すことで大きく改善が見込めます。
具体的な見直しポイントは
・カテゴリー構造
・パンくず
・内部リンク
です。

大きな宿には「別館」があり、それぞれにしっかりとした世界観が演出されています。それと同様にあなたのブログでも、どこにどの世界観を演出するのか考えて見て下さい。

アップデート後に考える今後の対策とは

これらを踏まえて、今後の対策について考えてみると・・・

ユーザーファーストのサイトを作成する

これに尽きますね!!

アップデート1週間後の結論と変わってません。笑

あなたはブログを通して、ユーザーにどのような体験をしてほしいでしょうか?その体験はユーザーにとってかけがえのないものになっているでしょうか?

ユーザーの為のキーワードマーケティング
ユーザーの為のコンテンツ
ユーザーの為のサイト

これを考え抜くことによって、あなたのブログは収益を生むサイトになり、あなたとユーザーがWin-winの関係になります。

今一度ユーザーのことを考えてコンテンツを作っていきましょう。

まとめ

それではまとめです。

まとめ

■Googleコアアップデートから1ヶ月、E-A-Tはサイトの状況に限らず評価されている。
■低品質コンテンツは無くした方がSEO効果が上がる。
■対策は変わらず『ユーザーファースト

私か管理しているサイトについては、今回のGoogleアップデートはかなり良い影響が出ています。
ただ、Googleのアップデートによって今後もアクセス数が大きく変化していくのは事実です。GoogleがSEOで上位させたいコンテンツは、検索ユーザーが為になったと感じるコンテンツです。
ユーザーのことをとことん考えて、ユーザーファーストなサイトを作成していきましょう。

ABOUT ME
Webプロ
Web集客コンサルタントとして、SEO、Web広告、アフィリエイトなど様々なジャンルに携わっています。運営サイトは総合メディアサイト、大手メーカーのWeb広告担当、新規事業の立ち上げに参加。