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2020年初のコアアップデートから1週間後のレポートと対策について

先週の2019年1月14日に SEO で大きな動きがありました。
それはGoogle のコアアップデートです。

色々な噂を聞きますが、 実際に私が管理しているサイトではどのような影響があったのかまた一週間たった今何をすべきか。コアアップデートに対して毎回気を揉まないサイト作りとはどういうものかについてお話しさせていただきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ

Googleのコアアップデートって何?どんな影響があったの?

コアアップデートとは

まずはコアアップデートとは何かについてお話します。
コアアップデートとは Googleが検索のアルゴリズムを大きく見直すアップデートをかけるというものです。
つまり今までの検索結果を見直して、よりユーザーの満足度が高い情報が出てくるように検索結果画面を変更するというものです。
2019年では3回アップデートがありその影響は大きく、実際私の管理しているサイトで大きく影響を受けて悲しい結果になりました。。。
そして今回2020年1月14日に2020年初めてのコアアップデートがありました。

コアアップデートの影響は、私の感覚値ではありますが

・だいたい2週間ぐらいアップデートの影響を受る
・Google が再度調整を大体1ヶ月から1ヶ月半ぐらいする
・検索結果が落ち着く

こんな感じでアップデートの影響が出てきます。

ですので影響があったサイトが必ず Google の検索画面から弾かれたというものではありませんので、影響を受けてサイト自体を大きく変更するよりも、基本スタンスとして少し様子を見るというのが良いかと思います。
今の自分のサイトの現状を確認しながら、ユーザーファーストのサイト作りを心がけて更新していきましょう。

コアアップデートはどんな風に告知されるの?

コアアップデートの告知が Google の Twitter 公式アカウントで告知されます。
こんな感じです。

英語でよくわかんないです。。。
日本でもSEO の第一人者の方が毎回、ブログや Twitter でお知らせしていただけるので、個人の副業ブロガーの方も Twitter アカウントをフォローして最新の Google 検索の状況を理解していきましょう。

おすすめの Twitter アカウントは、私のブログでも紹介していますのでぜひ参考にしてください。
初心者副業ブロガーがフォローすべきTwitterアカウント

webプロ管理のサイトの動向

それでは私が管理しているサイトが今回のコアアップデートでどのような影響を受けたかどうか見ていきましょう。

しばらく放置しているQ&Aサイト

サイトの特徴としては、

・サイト自体の権威性はある(E-A-T)
・更新頻度はほぼ無し
・昨年のコアアップデートの影響を受けた
・スマホサイトがない
・記事の質の見直しをしていない

コアアップデートの影響1

こちらが1月の 状況です。
アップデートの影響で若干上がっているように感じます。
スマホサイトが無いうえに、MFI(モバイルファーストインデックス)が来ているのに大健闘です!
明確な理由はわからないのですが、もう少し様子を見て下がってくるかもしれません。

YMYLの範囲に入る家庭環境系メディアサイト

サイトの特徴としては。

・更新頻度は3ヶ月に1回
・昨年にサイトのリニューアルをしてサイト全体を整えた
・レスポンシブデザイン

コアアップデートの影響2

こちらが1月の状況です。
ほぼ変化はありません。

このサイト

、、、は始めたばかりでほぼ参考にならないので割愛します。笑

私のサイトだけみると、コアアップデートの影響はほぼ受けてなくどちらかというと良い影響が出ているようです。
YMYLやEAT、モバイル化などさまざまなことが言われていますが、今回のアップデートではこれらの特徴的な基準での影響はあまりなかったように感じます。

SEO界隈での話

知り合いの人からアップデートの影響を聞いたのですが、昔 SEO で流行った 不正な外部リンクがあるサイトについてはさらに影響が出ているようです。
またオフィシャルサイト(公式サイト)も影響を受けてるところもあり、自分のブランドで順位が落ちて、全く知らない人のサイトが上がってしまって困っている方もいらっしゃいました。

専門家の見解も見てみましょう。
今回は私も参考にしているサクラサクさんの見解から引用させていただきます。
今回参考にした記事
【速報】2020年1月コアアルゴリズムアップデートの変動事例

今回のアップデートもYMYLキーワードが多く含まれるカテゴリにおいて変動率が高い傾向にありました。
サクラサクラボが調査対象としているカテゴリを変動率が高いほうから並べたのが以下の図です。


赤字にしている健康とお金に関連の高いカテゴリにおいて、軒並み変動率が高い傾向にあります。

多くのサイトを管理しているサクラサクさんからすると、影響の範囲は大きかったようです。

これからやるべきこと

今回のコアアップデートの影響で何をしなければならないかと言うと、結論何もしなくてよいというのが結論です。

やることは1つだけ!
ユーザーの悩みを解決するユーザーファーストなサイトを作ること

です。
とはいえ影響を受けたサイトは、何かしなければと焦る気持ちもわかります。
そこで、私がおすすめの対策は次の3つです。

  1. タイトルの精査
  2. タグ周りの確認
  3. 低品質記事の見直し

実際アップデートの影響を受けたと言われているサイトを見てみると、タイトルが適当につけられていたり、 H 1の次に H 3が入っていてタグ周りがしっかりとできていないや、 パンくずが設定されてない。などサイト全体の不備が見られました。

また前から言われている低品質の記事については、この機会に見直すべきだと思います。
低品質と感じた場合は思い切って非表示対応しましょう。またリライト、同一内容のコンテンツをマージするなどサイト全体の質を上げる試作を行いましょう。

まとめ

それでは、この記事のまとめです。

まとめ

・2020年1月14日コアアップデートがありました。
・私が管理しているサイトについてはあまり影響はありませんでした。むしろ少しポジティブな影響が出ました。
・世の中全体を見ると、 YMYL の範囲のサイトについては大きく影響が出ているようです。
・対策は低品質記事の見直し、タグ周りの確認、タイトルの精査をしましょう。

コアアップデートは年に3から4回行われます。また最近は今までより頻繁に行われている感じがします。その度に騒ぎ立てるのではなくユーザーファーストのサイトを作ることによってコアアップデートでプラスの影響を受けやすいサイトを常日頃から作ることが大事になります。
ブログは丁寧にそしてユーザーのためになる内容を書き続けて、サイトのアクセスを集め収益化を目指していきましょう。

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Webプロ
Web集客コンサルタントとして、SEO、Web広告、アフィリエイトなど様々なジャンルに携わっています。運営サイトは総合メディアサイト、大手メーカーのWeb広告担当、新規事業の立ち上げに参加。