世の中の風潮や状況を確認するのに Google 検索が大きな指標の一つになります。
そしてその検索の動向を知ることができるツールの一つが Google トレンドになります。
今回はこの Google トレンドについて、使い方や見方のお話をさせていただきます。
このページの目次
Googleトレンドの使い方
早速ですが使い方についてお話させていただきます。
Googleトレンド
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
メニューは大きく2つ
■1)「調べる」自分で調べたいキーワードの動きを確認する
■2)「急上昇ワード」今世の中が何に興味があるかを確認する
多くの方はこの2つのメニューの中で【1)の「調べる」】を利用されると思います。
「調べる」はあなたが興味のある、またはブログのネタとして書こうとしているキーワードが、過去どのような時にどのような検索動向を 世の中がしていたのかを確認することができます。
Googleトレンド:「調べる」を使ってみよう
それでは「調べる」をクリックしてみましょう。
検索の入力フォームが出てきますので、こちらに調べたいキーワードを入力しましょう。
例えば:「オンラインミーティング」と入力した場合
4月頃に大きく検索ボリュームが増えているのがわかります。
Googleトレンドの利用で必ず理解していないとならないことが、データは【0~100の想定的なスコアに変換される】ということです。
つまり、検索回数の実数ではないのです。
かんたんにいうと
表示期間で一番多く検索されていた時が「100」
それ以外は、その100を基準にスコア化されているということです。
後に紹介する比較でキーワードのボリューム感を知ることができるので、それも参考にしてください。
Googleトレンド:「急上昇ワード」を使ってみよう
次に急上昇ワードです。
「急上昇ワード」は今検索されている状況が表示されるので、世の中で何が検索されているかを知るうえてたまに見ると楽しいので見てみましょう。
Googleトレンドの見方
Googleトレンドのメイン機能については、理解して頂けたかと思います。
次に、さらにGoogleトレンドを使いたおすための【詳細の見方】について詳しくみていきましょう。
大きく3つの使い方で確認していきます。
1)人気度の動向
2)地位域別インタレスト
3)関連キーワード
1)人気度の動向
突然ですが、質問です。
あなたは「ラーメン」「うどん」「そば」のどれが一番世の中で調べてられていると思いますか?
結果は・・・・・・・・「ラーメン」ですね!
多くの方がそう予想していたかもしれませんが、では検索数の差はどのくらいあるのでしょうか?
この差がわかるのが、Googleトレンドです!
Googleトレンドでの検索結果はこうなります。
だいたいラーメンはその他の「うどん」「そば」の3倍くらいの検索ボリュームがあるみたいですね!!
このように、検索ボリュームの差がわかるのがGoogleトレンドです。
次に、このグラフでもう一つ気になるところがありませんか?
赤色の「そば」が常に最下位だったのですが、一部のところで「ラーメン」に迫っています!
注目は上がっている月日です!
そうですね!「年越しそば」ですね!
年越しそばの年末年始の時期は、うどんを抜いて、ラーメンに迫ってきています。
(それでもラーメンの方が検索ボリュームが多いのですから、ラーメンはすごいですね!!)
このように、表示された検索データの結果が世の中をしっかり映し出しているんです。
2)地位域別インタレスト
少し下にスクロールしていくと「地域別のインタレスト」が表示されています。
どの国、どの地域で多く検索されているかが見えてきます。
ちなみに「うどん」は高松市、「そば」は那覇市、「ラーメン」は新潟市が一番検索ボリュームが高いみたいです!
・・・「そば」って沖縄そばだったんですね!ww
3)関連キーワード
更にスクロールしていくと「関連キーワード」が出てきます。
関連キーワードは、調べたキーワードを検索するユーザーが検索している他のキーワードのことをいいます。
簡単にいうと「その人は他に何調べてるの?」ってことです。
見方は「注目」と「人気」の2種類があり、「注目」は急に上昇してきたワードで、「人気」は検索の回数がいつも大きいとされるキーワードです。
応用編の使い方
ここまででGoogleトレンドの使い方については理解できたと思います。
最後に、Googleトレンドを便利に使う応用編の使い方のご紹介をさせていただきます。
以下の4つです。
・データの出し方
①国
②期間
③カテゴリ
④検索の種類
①国
国は1つの国を選べば、その国で検索されたキーワードの状況が出てきます。
②期間
期間を変えれば更に長期の視点で検索動向を見ることができます。
③カテゴリ
カテゴリは、Googleがあらかじめ用意したカテゴリーを線滝できます、
キーワードに2つ以上のカテゴリーで意味が発生する場合に使います。
④検索の種類
ウェブ検索、画像検索、ニュース検索、Googleショッピング、YouTube検索の5種類から選ぶことができます。
動画で見たいキーワードと文字で見たいキーワードは異なるかもしれません。そんな時は検索の種類で確認するとよいですね。
まとめ
Googleトレンドは実際の検索回数の表示ではないですが、ボリューム感を知るうえでとても役立つツールです。
さらに、あなたがもしプロモーション等でしかけを行った場合、その仕掛けがうまく行ったかどうか測る指標としても役立ちます。
また、急にお客様が減った、増えたなどあった場合は何が起きたのか?
新しいサービスを始める時に、成功のビジョンが描けるのか?
など、様々な場面でトレンドは必要になります。
うまく活用して、ビジネスを加速していきましょう。