今回はメールマガジンについてお話しさせていただきたいと思います。
メールマガジン(メルマガ)は何十年も前のツールと思われがちではありますが、今でもまだまだ効果があるツールであります。
特にファン作りについてはメルマガは一番良いツールとなるのではないでしょうか。ぜひこの機会にメルマガの作り方を見直してみてください。
このページの目次
メルマガの目的を明確にしよう
まず最初に考えなければならないのはメルマガの目的です。
メルマガには様々な役割があり、 EC サイトで言うとすでに購入された方に送るメルマガ、または初めて購入をしてもらうためのメルマガ、新商品案内のメルマガなど、 EC サイトだけでも複数のメルマガがあります。
まずはどのような目的でメルマガを流すのか、もう一度確認してみましょう。
EC サイトの目的例
- 新規購入を促すメルマガ
- リピート購入を促すメルマガ
- 新商品案内のメルマガ
- 使い方を説明するメルマガ
集客サイトの目的例
- 自身のことをより理解してもらうためのメルマガ
- イベントへの参加をしてもらうためのメルマガ
- 紹介したい情報を告知するためのメルマガ
いかがでしょうか?
目的によってメルマガの作り方は大きく異なってきます。まずはあなたがどうしてメルマガを流したいのかを再度確認してみましょう。
「いつ」「誰に」「何を伝えたいのか」これは最低限決めておかなければならない内容になります。
メルマガの種類(形式)を知ろう
続いてメルマガの種類についてお話しさせていただきます。
メルマガは大きく分けて2種類あります。
メルマガ形式1:テキストメール
テキストメールは主に文章で構成されたメルマガになります。
容量が軽いので受け手のデバイスに左右されず、必ず送信できるというメリットはありますか、テキストのみですのでとてもシンプルであり、他社のメルマガとの差別化をするのがとても難しいという特徴があります。
テキストで送る場合は様々なラインのデコレーションで少しでも変化をもたらすことで読みやすさや他社との差別化が出来るようになります。
参考:メルマガで使えるラインテンプレート
メルマガのラインテンプレート
メルマガ形式2:HTML メルマガです。
HTML メルマガは、画像やテキストの強調などができど独自のカスタマイズが出来きるので、開封率やメルマガの読了率などはテキストメールよりも上ると想定されますが。HTML の知識や、データ容量が大きくなってしまうので受け手のデバイスに左右される面もあります。
ただ、現在のデバイスの性能ネット環境の充実などを考えると、 HTML メルマガを選ばない選択肢はほぼありません。
この後に説明する PDCA の回し方においても、 HTML メルマガではないとはかれない指標などもありますので迷った場合は、 HTML メルマガで進めていくことお勧めいたします。
メルマガを実際に作ってみよう
ここまで決めてきたらあとは作るだけです。
いきなりメルマガを作ると言ってもなかなか作れないので、分解して作り方について説明していきたいと思います。
Q:メルマガはタイトルから作る?本文から作る?
A:私のお勧めは本文から作成することです。
タイトルは多くのメルマガから選択する一番キャッチーなものになりますので、メルマガの内容を作りながら最大のキャッチーな言葉を考えてタイトルにしていきましょう。
本文の作り方
本文は大きく分けて二つのブロックに分かれています。
一つは「リード文」もう一つは「コンテンツ」になります。
リード文を作ろう
リード文はこれからコンテンツを読んでもらうための、読み手の興味を惹きつけるないようになります。
あなたのメルマガを送信する受け手はどのような方でしょうか?
どんな興味を持っているでしょうか?
なぜあなたのメルマガを受け取る設定をしているのでしょうか?
この辺りを再度確認して、まず興味を引くような内容でメルマガを最後まで読んでもらうように仕向けましょう。
コンテンツを作ろう
コンテンツはこのメルマガで一番言いたいことが入るところになります。
私のおすすめは、目次を作ることです。
小説や本などを読んでみても、目次がない本はほとんどありません。
このメルマガで何が聞けるのか、どんな情報が得られるのかをあらかじめ読者に教えることで、 メルマガを最後まで読んでくれる人は増えます。
また、様々な情報の中でメルマガを開いていますので、このメルマガがどのくらいで読み終わるのかというところが分かると最後まで読んでもらえることが増えてくるかと思います。
目次を作って、本文を読みやすいブロック形式で書いていくことをお勧めいたします。
タイトルの付け方
最後にタイトルの付け方です。
あなたの受信ボックスを見ても分かるように、たくさんの未読のメルマガがあるのではないでしょうか?その中からメルマガとわかっても選んでいただくためのタイトル付けが大切になってきます。
具体的には
- メリットを明確にする
- 数字や調査データーを入れていく
- とんちのきいた面白さを追求していく
よくタイトルなどで「釣り」と呼ばれる、コンテンツにないインパクトのある情報を入れていく方もいらっしゃいますが、これは絶対におすすめしません!
メルマガは、これから読み手とあなたをつなぎ続けるコミュニケーションのツールになりますので、避けての方を必ず裏切らないようにメルマガを作成しましょう。
送信後はPDCAを回して改善しよう
メルマガの配信設定が完了し、読み手の方にメルマガが届きましたら、メルマガが効果的だったかどうか PDCA を回していきましょう。
メルマガの PDCA を回す基準は「開封率」「クリック率」「コンバージョン率」になります。この基準が分かることで、あなたのビジネスがどのように発展していくかが大体想像できます。しっかりとデータ化できるようにメルマガを作る段階から設定していきましょう。
開封率やクリック率は業種によって異なりますが大体このぐらいを目安に良い悪いの判断ができたらというのを伝えしたいと思います。
開封率の基準について
開封率は10%~25% くらいが成功というような基準になります。
もうすでにあなたのビジネスのファンであれば、必ずと言っていいほどメルマガは開封されますが、まだまだファン化できていない段階では少しインパクトのあるタイトルなどを使って開封率を増やして、コミュニケーションを密に取れる状況を作っていきましょう。
クリック率の基準について
クリック率は2%~4%ぐらいが成功というな基準になります。
本文の中にあるリンク集にも寄ったり、より魅力的なアンカーリンクを付けることになってクリック率は変動していきます。
ぜひあなたのメルマガを読む受け手がどのような言い回しであるとクリックされるのかを PDCA を回しながら探してみてください。
まとめ
今回はメールマガジンについて深くお話をさせていただきました。
メールマガジンはかなり前からあり、現在では様々なコミュニケーションツールがあり徐々に軽視されているツールではありますが、まだまだ効果はあります。
メルマガを送ることでコミュニケーションが円滑になり、お客様や受け手の方をファン化されていきます。
この機会にメルマガを見直してあなたのビジネスを加速できたらと思います。